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【バス停ぶらりナビ23】★クリスマス前に大忙し!シクラメンが美しい三浦園芸★

2019年12月12日

 「バス停ぶらりナビ」。23回目はクリスマスを前に大忙しの長崎市早坂の三浦園芸をお訪ねしました。三浦園芸はシクラメンやアジサイの栽培で有名です。寒い冬に美しく咲くシクラメンはすっかりクリスマスの定番の花となりました。

 さて、三浦園芸に行くために降車するバス停は「転石」(ころびし)または「滑川」(すべりかわ)です。「転石」「滑川」までは、中央橋(高野屋前)から茂木方面行きに乗って約20分です。

 

 今回は「滑川」で降りて歩きました。まずはバス停からすぐの橋を渡ります。交通量が多いので、注意して歩いてください。途中には、三浦園芸やシクラメンののぼりが立ててあり、道に迷う心配はありません。

 

 三浦園芸までそこそこ距離はあるものの、行きは坂道をひたすら下っていく形です。

 

 さて、バスを降りてから歩くこと約30分。ようやく三浦園芸のビニールハウスに到着しました。施設の中に入ると・・・見事なシクラメンが所狭しと並べてありました。その美しさと数の豊富さに、思わず「うわっ!きれい」。次々に買い物客がやってきますが、みなさん同様に声を上げていました。

 

 今年、直売のために用意したのは約60種類、2万鉢です。大きいシクラメンは去年11月から、小さいほうは今年1月から種まきをして育ててきました。どのシクラメンを見ても手入れが行き届いていて、丹精込めてという表現がぴったりきます。

 

 シクラメンは、ポインセチアとともにクリスマスを彩る花として人気です。花の多くは下向きにうつむいて咲いているように見えます。そんな様子から花言葉は「内気」「はにかみ」です。

 

  品種改良が盛んなため、カラーバリエーションが豊富です。赤や白、ピンク色の定番の他に、2色の組合せや同色で濃淡を付けたものなど様々。また、花の形も八重咲きや花びらにウェーブが入ったものなど、新しい品種も次々に誕生しているそうです。

 

 今年の直売は11月20日から始め、連日、多くの買い物客が訪れています。クリスマスのプレゼント用やお歳暮などの贈答用に数鉢、購入していく方が目立ちますが、みなさん、どのシクラメンにするか、選ぶのに頭を悩ませていました。

 最近は花びらにウエーブが入ったものや、2色の組合せのものが人気だそうです。

 

 シクラメンは葉の美しさも魅力の一つです。葉が密集して花の茎を支えているもの、つぼみが多いものを選ぶのが良いと教えていただきました。

 販売の期間は25日のクリスマス頃までですが、三浦園芸では、「品数に限りがあるため、お気に入りのシクラメンを選ぶなら、早めにお越し下さい」と話しています。