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整備士日本一を決める大会に出場します②【長崎バスモーターサービス】

2017年11月23日

 

こんにちは!長崎バスグループの川上です。

 

前回は、長崎県代表として『全日本自動車整備技能競技大会』に出場する整備スタッフ3名の方と、普段の仕事ぶりをご紹介しました。

本日は、11月25日に迫った大会に向けて訓練を行っている、長崎県自動車整備振興会(長崎市中里町)からお伝えします!

 

<前回の記事>

整備士日本一を決める大会に出場します①【長崎バスモーターサービス】

 

 

大会に向けた訓練ですが、実は今年の2月からスタートしました。大会に向けて、長崎県自動車整備振興会の方が、指導員としてサポートしてくれます。

初めは、自動車の基礎となる電気系統について再確認する座学からです。この日は「オームの法則」についての講義。

私にとっては学生時代以来、耳にする内容でした。。。(⌒_⌒;

 

 

みなさん、指導員の方の説明を、真剣な眼差しで聴いています。

この日は、みっちり6時間の講義!

 

 

続いて、実車の整備訓練も始まりました。8月下旬頃には、大会で使用される課題の車が決定しました。

実際の大会では、車両の何箇所かに意図的に不具合を設定し、それを制限時間内で解決できるか?が課題として出されます。

 

 

まず初めは、車の構造を細部まで理解する為に、エンジン回りや電気系統を調べていきます。さらに、配線構造や細かい部品などを分解して見ていきます!

 

 

これは車にコンピューターをつなぎ、現状の問題や過去に起こった問題などのデータを調べているところです。人間で言う、健康診断のようなものでしょうか?

このように最近の車は、ほとんどが電気制御されているために、最新の機械を使って診断・整備を進めていきます。

 

 

先ほど取ったデータをもとに、どのような手順で整備するかを確認してから作業にとりかかります。

正直、これほど最先端の機械を使って、綿密に作業を進めていくとは思ってもいませんでした!!

 

 

普段は外さないような部品も、細かく分解して確認していきます。

狭いところまで手を伸ばすため、凄い体勢での確認作業です!!

 

 

最後は、本番さながらの模擬練習をして、最終調整を行いました。お客様役の指導員の方に、車の気になる箇所について確認します。それをもとに、故障箇所であろう原因を確認するための作業に移ります。

 

 

長い訓練を終えて、いよいよ11月25日に開催される大会に出場されます!

リーダーの関さん(中央)も、「しっかりと準備ができたので、手ごたえはあります。長崎県代表として、優勝を目指して頑張ります!」と力強い言葉を口にしてくれました!

私たちも、三人のご活躍を健闘しましょう!

 

次回は、大会の模様と結果をお届けしたいと思います!お楽しみに!!