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もうすぐ「こどもの日」 町のこいのぼり

2020年04月23日

 新緑の季節には、こいのぼりが元気よく泳ぐ姿が似合いますね。5月5日のこども日を前に長崎市の諏訪神社の長坂にもこいのぼりがお目見えしました。

 

(最寄りバス停:諏訪神社前)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、毎年10月に行われている「長崎くんち」の奉納踊りは中止され、繰り延べされることが決まりました。来年は長坂に「もってこ~い!」の掛け声が響き渡ることを楽しみにしたいですね。

 また、子どもの日の人気イベント「長坂のぼり大会」も中止が決まっています。子どもたちの健やかな成長を祈って企画され、毎年、約500人の子どもたちが石段を一気に駆け上がり速さを競っています。

 来年こそは子どもたちの健脚ぶりと見物客の歓声が戻ってくるのを期待したいですね。

 こちらは去年の西浦上小学校前の浦上川で泳ぐこいのぼりです。約100匹が春風を受けて気持ち良さそうに泳いでいます。新一年生の入学をお祝いしようと30年以上、地域と学校などが一緒になって掲げてきました。

 しかし、残念なことに、今年はこいのぼりの姿が一つもありません。新型コロナウイルスの影響で、作業には大勢が関わるため、地域と学校とで話し合い、今年は掲げるのを断念したとのことでした。

 ところが、小学校からの帰り、100mほど下流に架かる「昭和橋」の上から、数人の方が下を覗き込んでいたので、なんだろう?と思って見てみると・・・

 何と、本物の鯉が!錦鯉も含めて10数匹の鯉が上流に向かって泳いでいました。黒鯉はちょっと分かりにくいかもしれませんが、かなりの数がいます。

 地元の人には「昭和橋」下の鯉はよく知られた存在だそうです。滝ではありませんが、川を流れに逆らって登ろうとしている鯉たち。エールを送りたくなりました。

 

(最寄りバス停:昭和町)

 こちらは、長崎市の伊良林小学校近くの中島川です。(最寄りバス停:新大工町)

川幅は狭いのですが、大小さまざまのこいのぼりがたくさん泳いでいました。

色とりどりの元気に泳ぐこいのぼり。新緑とともに気持ちを明るくしてくれています。