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【バス停ぶらりナビ31】稲佐山は桜から新緑へ

2020年04月17日

 花散らしの風雨から一転、晴天の下、稲佐山を見上げると、山全体が濃淡のある緑で盛り上がっているように見えました。新緑の季節です。

 今回のバス停ぶらりナビは「稲佐山」。

 「中央橋(肥後銀行前)」から、終点の「稲佐山」まではバスで約20分です。バス停の奥に見えているのは、1月末に開業したスロープカーのレールです。

 今回は山頂の展望台まで遊歩道を歩いて登ってみたいと思います。中腹の駐車場から展望台までは約1.5キロだそうです。稲佐山はツツジの名所でもありますが、撮影した4月上旬頃はまだ咲き始めといったところでした。

 展望台にはスロープカーのレール下の階段を上がっていきます。歩きやすくはあるものの長い階段なので、休憩を入れながら上ります。

 途中には、こんなハートマークが数ヶ所埋め込まれています。周りにも星やハートが散りばめられていてカワイイですね。

 また、展望台までには景色を楽しみながら休憩できる場所がいくつかあります。ここからは長崎駅から浦上川に沿った市街地が望めます。

 バス停から20分ほど歩いて山頂の展望台に着きました。遊歩道をゆっくり上がってくる方が多かったのですが、中には、宝町からずっと歩いてこられた方もいらっしゃいました。すごい!

 山頂の展望台からの眺めです。360度のパノラマが存分に楽しめます。展望台からの夜景は世界新三大夜景に選ばれたほどロマンティックで美しいですが、晴れた日中も劣らず一見の価値ありです。

 こちらからは新長崎駅周辺と県庁が望め、駅西口の整備事業の進捗などもわかります。斜面に民家が張り付くように建てられている長崎ならではの景色が広がっています。

 こちらは立神の三菱造船所や長崎港口の女神大橋です。展望台からは長崎市街地が一望できるだけでなく、条件が揃えば雲仙、天草、五島列島まで見ることが出来ます。

 

 稲佐山一帯は4月下旬になると約8万本の赤やピンク、そして白色のツツジが満開になります。