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長崎県美術館 写真展「星野道夫の旅」開催中!アラスカの大自然と力強き生命!

2017年07月15日

 

こんにちは!長崎バスグループの土岐です。

長崎県美術館で開催中の写真展「没後20年 特別展 星野道夫の旅」にやってきました!

 

ポスターにもなっている、入口のシロクマの愛らしさにすでにノックアウトされております・・!

 

可愛い動物や、美しい自然の写真を見れるのか?期待を膨らませながら、中に入ります(*^^*)

 

 

※中は撮影禁止ですが、このシロクマさんだけは撮影できます!シロクマさんと一緒に記念撮影しちゃいましょう♪

 

カリブーの季節移動を待つ星野道夫

 

この写真の男性が星野道夫さん。

1952年生まれ千葉県出身。アラスカの自然を愛し、大自然やそこで暮らす人々の営みを撮り続けた写真家で、1996年にロシア・カムチャツカ半島での取材中、ヒグマの事故により43歳で急逝しました。

 

今回の写真展は、没後20年を迎えて企画されたもので、彼の約250点の写真と、その他愛用品や映像資料により偉大な写真家の仕事を紹介するものです。

 

それでは、彼の素晴らしい写真のほんの一部をご紹介します!

 

ホッキョクジリス(デナリ国立公園ポリクロームパス) 撮影:星野道夫

 

まずは、星野道夫の傑作、代表作を集めた「マスターピース」コーナーの一枚から。

 

ぴょこんと姿勢良く立った可愛いリスの背後に、壮大な風景が広がっています・・!この一枚の写真から、リスが主人公のストーリーが始まりそうです(^o^)

 

この写真のように、広大な自然の中にぽつんと佇む動物の姿を捉えた作品は他にもあり、強く印象に残りました。自然の美しさと、その中で生きている動物の生命の神秘を、お互いに引き立てている傑作だと思います。

 

滝を越え遡上してきたサケとグリズリー 撮影:星野道夫

 

同じく、「マスターピース」コーナーよりもう一枚。

 

滝から昇ってきたサケとグリズリーがにらめっこ!このまま口の中に入ってしまうのか??

 

雄ムースの雌をめぐる闘い 撮影:星野道夫

 

こちらは、生命の本質に近づく「生命のつながり」コーナーから。

 

ツノとツノが火花を散らす、迫力のある一枚!ムースとはヘラジカのことで、ツノがあるのは雄だけ。

 

このように、動物たちの決定的瞬間を捉えた写真も多いのですが、星野道夫は、このような瞬間や動物の生態を撮ろうとしたのではなく、自分の持つイメージを写真の中に収めようとしていたそうです。

 

 

大自然に生きる生命たちと、感覚や呼吸を合わせた写真の数々。

 

一枚一枚がとても見応えがあります。

 

 

ライトテーブルによるポジフィルムの展示もあります。フィルムを拡大・複製したもので、ホッキョクグマやタテゴトアザラシなどの、少しずつ異なるショットが並んでいます。こうして並んでみると、一枚の傑作が生まれるまでにあった、生命たちの息遣いまでも感じることができます。

 

タテゴトアザラシの赤ちゃん(カナダ、セントローレンス湾) 撮影:星野道夫

 

フィルムが展示されている部屋の隣では、1992年にカリブーの季節移動を追う星野道夫の姿が収められた、6分30秒の映像も常時公開されています。

 

さらに、映像コーナーの先にもまだまだ写真があり、私が一番きゅんきゅん(*´ω`*)した、タテゴトアザラシの赤ちゃんのシリーズも。白くて丸い体に、つぶらな瞳がとっても愛らしい・・・。

 

他にも、神秘的なオーロラの写真や、アラスカの先住民たちの生活を写した写真が展示されています。

 

 

最後に、カメラやカヤックなど愛用品を展示している「星野道夫の部屋」があり、星野道夫の辿った旅とも、お別れになります。見ているうちに、生命のつながりや、何に産まれ、どう生き、どう死んでいくのか・・・そんな事を考えさせられる写真展でした。深い、深いです。

 

 

・・・が、もうひとつ、お楽しみが。

2階のカフェに、本展示会にちなんだ期間限定メニューが!さっそく2階カフェに移動します(^^)

 

 

しろくまさんアイス 税込み400円

販売期間:7月12日(水)~8月2日(水)

 

星野道夫の旅とコラボした、キュートな期間限定メニュー!カフェで人気のバニラアイスが、しろくまに変身しています♪クリームとチョコレートで、ホッキョクグマの愛らしい顔を再現。甘くて、アイスの下に敷いてあるコーンフレークもさくさくで美味しい♪展示会の後はしろくまさんアイス、おすすめします!(^o^)!

 

没後20年 特別展 星野道夫の旅

会期:2017年7月12日(水)~8月2日(水)

会場:長崎県美術館 県民ギャラリー(長崎市出島町2-1)

最寄りバス停:長崎新地ターミナル

開館時間:10時00分~20時00分

 ※最終日は18時00分まで(最終入場は閉場30分前)

休館日:7月24日(月)