特集タイトル

TOP > 特集(2017年06月) > バス停ぶらりナビ11【風頭山】歴史情緒とあじさいに触れる風頭公園

バス停ぶらりナビ11【風頭山】歴史情緒とあじさいに触れる風頭公園

2017年06月06日

こんにちは!長崎バスグループの川上です。

 

長崎バスのバス停、バス停の近くの素敵なスポットをご紹介する、シリーズ『バス停ぶらりナビ』。今回は、『風頭山』バス停から徒歩5分で訪れることができる『風頭公園』をご紹介します!

幕末に活躍したあの人物や、季節ならではの風景がみどころです!

 

 

『風頭公園』は、徒歩でも向かうことができますが、市街地からはそこそこの坂や階段を上っていくことになるので、バスで『風頭山』バス停まで上って、坂道を徒歩で下っていくルートをオススメします。

 

『風頭山』へは、浜の町バス停であればS東美前、中央橋であれば高野屋前から『風頭山』行きのバスで終点まで乗車します。平成16年からは、中川町経由のバスも運行していて、利便性が良くなっています。

 

 

『風頭山』バス停下車後は、バス停の目の前にあるコンビニから右手に坂道を下っていきます。

 

 

途中に、『風頭公園』への案内板があるので、そのとおりに進んでいくと5分ほどで公園入口に到着します!

 

 

『風頭公園』は、ハタ揚げの名所として知られており、また季節の花の名所としてもよく知られていて、長崎市民から親しまれている公園のひとつです。

 

ここからは、私的『風頭オススメスポット』と題して、行ったら絶対押さえておきたい見どころポイントを4つご紹介します!!

 

 

まずは、長崎にゆかりのある幕末の武士であるこの人。

 

① 坂本龍馬像

そう、幕末の風雲児、坂本龍馬の銅像が建立されています!

この銅像は、たくさんある龍馬の肖像画などの中でも、最も実物に似ていると言われています。また、龍馬といえば、『亀山社中』を結成したことでも知られていますが、実際に『亀山社中』があったとされる場所にある『亀山社中記念館』も風頭公園の近くにあるので、龍馬ファンはここから記念館をハシゴするのがマストルートでしょう。

 

 

続いては、坂本龍馬に関係するあの人物。

 

②上野彦馬の墓

上野彦馬は、写真の元祖と言われていて、幕末から明治時代に活動していた写真家です。日本最初の戦場カメラマンとしても知られています。誰もが見たことのある坂本龍馬の肖像写真は、上野彦馬によって撮影されています。上野彦馬は、実は長崎出身であるので、この地に墓碑が立てられているのです。

 

 

次のおすすめスポット!

 

③長崎市内をパノラマビュー

みてください!『これぞながさき!』という景色を!

南側から、女神大橋・長崎港・稲佐山を一望できる、絶好の撮影スポットです!龍馬もここから長崎の景色を眺めていたのでしょうか・・・?!

 

 

最後は、この時期に見ることができる長崎市の花といえば。

 

④紫陽花(あじさい)

6月の花、紫陽花です!風頭公園には、なんと約2,500株がより自然に近いかたちで咲いています。青やピンク、白など色とりどりの紫陽花を見ることができます。紫陽花は、鎖国時代、長崎に来日していたドイツ人医師シーボルトによって世界に紹介され、シーボルトの妻のお滝さんの名前から『おたくさ』と名付けられたのは有名な話です。

 

 

6/1でこのくらい。まだ2分咲き程度でした。今年は雨が少ないので開花が遅れているのかもしれません。いよいよ梅雨入りしたようなので、これからがちょうど見ごろになると思います!

 

 

今回、風頭公園を歩いてみて、長崎の情緒あふれる景色や、さまざまな史跡に触れることができました。これから雨の季節になりますが、ぜひぜひ足を運んでみてください。紫陽花も満開になっているといいですね!

 

 

<前回の記事>

バス停ぶらりナビ10【平山台二丁目】後編:ワンストロークペインティング