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長崎県美術館「夢の美術館―めぐりあう名画たち―」全66作家の名画が一堂に!

2017年03月03日

 

こんにちは!長崎バスグループの土岐です。

 

長崎県美術館で開催中の「夢の美術館 ―めぐりあう名画たち― 」をご紹介します!

 

 

国内有数の優れたコレクションで知られる北九州市立美術館と福岡市美術館。

 

本展は、両館の代表的な所蔵品を同時に展観するという、「夢のような」美術展です。両館のリニューアル工事に伴う休館により実現することになりました。

 

「西日本ゆかりの作家の作品を中心とした日本近現代美術」を中心とした北九州市立美術館のコレクションから29点、「20世紀の近代絵画」を収集している福岡市美術館から39点出品されています。

 

 

ドガの《マネとマネ夫人像》、ダリの《ポルト・リガトの聖母》、ミロの《ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子》、ウォーホルの《エルヴィス》、藤田嗣治の《仰臥裸婦》など、全66作家による68点が一堂に会する豪華さ!

 

フランス印象派から国内外の現代美術までの名作の数々・・・その一部をご紹介します。

 

クロード・モネ《睡蓮、柳の反影》1916-19年 北九州市立美術館

 

「睡蓮」は、モネが晩年まで取り組んだ連作。この作品では、暗い色調で水面に映る柳と、揺れる光を描いています。

 

草間彌生《南瓜》1981年 北九州市立美術館 ©YAYOI KUSAMA

 

草間彌生は幼少期から悩まされてきた幻覚体験を基に、水玉と網目模様で埋め尽くした作品を産み出しています。シンプルで大胆な独特のセンスには、一度見たら忘れられないインパクトがありますよね!

 

ピエール=オーギュスト・ルノワール《麦わら帽子を被った女》1880年 北九州市立美術館

 

優しく、豊かな色彩で描かれた女性像。やわらかな陽射しに包まれ、うっとりした表情に見えます。

 

ルイ=ジョセフ=ラファエル・コラン《若い娘》1894年 福岡市美術館

 

ラファエル・コランはフランスで活躍した画家。優雅な貴婦人の物憂げな表情と、手に持った麦わら帽子の黒いリボンと赤い飾りに目がいきます。

 

小出楢重《卓上蔬菜》1927年 北九州市立美術館

 

濃厚な色彩で描かれた静物画。六角形の小卓を大胆に配置した構図と、赤、黄、緑の野菜が目を引きました。

 

やなぎみわ《Eternal CityⅠ》1998年 福岡市美術館

 

CGで増殖したエレベーター・ガールを、同じくCGの空間に配した連作「エレベーター・ガール」シリーズのひとつ。空港のような奇妙な空間の中央には、同じような女性達が白いオブジェを囲んでいます。現代的かつ幻想的な作品です。

 

 

いかがでしたか?他にも、名作がずらりとそろっています。

北九州市立美術館と福岡市美術館。

二つのコレクションのハーモニーを楽しんください!

 

夢の美術館ーめぐりあう名画たちー

会期:2017年2月23日(木)~4月2日(日)

会場:長崎県美術館 企画展示室

会場時間:10時00分~20時00分(最終入場19時30分)

休館日:3月13日(月)

観覧料:一般1,000(900)円 大学生・70歳以上800(700)円 高校生600(500)円

※中学生以下無料

※( )は15名以上の団体料金。

※期間中、本展観覧券で常設展示室に入場可。

※障害者手帳保持者及び介護者1名までは5割減額。

※コレクション展チケットをお持ちの方は、差額料金。