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「デンマーク・デザイン」展が長崎県美術館で好評開催中!

2017年01月23日

 

こんにちは。

長崎バスグループの川上です。

 

今回は、長崎県美術館で好評開催中の「デンマーク・デザイン」展をご紹介します。

また、意外と知られていない、日本とデンマークの密接な関係にも迫ります。

今回の「デンマーク・デザイン」展は、日本とデンマークの修好150周年事業の一環として開催されています。ここ長崎を皮切りに、日本各地の少なくとも、5都市で開催が予定されています。

 

デンマークのイメージと言えば、オシャレで高価なインテリア・・・と思いきや、この展覧会で身近にたくさんの「デンマーク・デザイン」が溢れていることがわかりました。

 

オーレ・キアク・クレスチャンスン《無限連結式ブロック玩具「レゴブロック」》1960年頃

 

みなさんご存知(・・・世代による?)ブロック玩具の「LEGO」ブロックです!

私も、小さい時に遊んだ記憶があります。今も昔も、子供はLEGOに夢中です。

実は、LEGOはデンマーク生まれなのです。

 

 

次はこちら、鮮やかなブルーに、木の暖かみを感じる、優美でシンプルなインテリア。

最近は、日本でもこのような北欧デザインのインテリアは人気があると思います。実は、日本もデンマークも自然の素材を大切にする感性が似通っているところがあるらしく、人気があるのもうなずけます。

 

 

日常生活で使う食器も、一つ一つカラフルで、お洒落ですね。

デンマークの陶磁器は、日本の美意識に影響を受けたものもあるとされています。

どことなく、波佐見焼きのイメージもあるような・・・。

 

 

 

一度見ると忘れられない、インパクトのある照明です。日本人の私からすると、どうしても松ぼっくりを連想してしまいますが・・・

とにかくどの家具も、とてもお洒落です。

 

 

どことなく、近未来なイメージのある椅子です。さすがに、我が家の和室では浮いてしまいそう・・・。

ところで、デンマークは国連発表の報告書により、国民幸福度、世界一の国としても有名です。

イマジネーション豊かな家具に、日常的に囲まれるとこも幸福度が高い要因なのかも知れません。

 

 

皆さん、食い入るように観ています!

普段見られないデザインや、色使いに興味津々なようでした。

 

さらに、展示室奥に進むと小物も、展示してあります。

 

カイ・ボイイスン 《玩具「サル」》1951年

 

「LEGO」をはじめとしておもちゃにも、しっかりとデザイン性を持たせているところが心憎いです。幼い頃から感性が磨かれていくのかもしれません。

ちなみに、子供の頃に読み聞かされる、アンデルセン童話もデンマークのものです。「人魚姫」「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」「裸の王様」「雪の女王」など、知っている童話ばかりです。

 

 

自転車のデザインも、遊び心が盛りだくさんです。

 

 

最後に、デンマーク・デザイン家具で統一した部屋も展示してあります。将来は、こんな家具を置いた部屋にしてみたい!と、想像しながら観るのも楽しいかもしれません!

会場には、実際に座れる椅子も数点あるので、是非デンマーク家具を体感してみてくださいね!

開催期間は、2017年2月12日(日)までですので、お早めに長崎県美術館へお越しください。

「デンマーク・デザイン」展
会期:2016年12月23日(金)~2017年2月12日(日)

会場:長崎県美術館 企画展示室
開場時間:10時~20時(最終入場19時30分)
休館日:1月23日(月)
観覧料:一般1,200(1,000)円 大学生・70歳以上900(700)円 高校生700(500)円
※中学生以下無料
※( )は15名以上の団体料金

※期間中、本展観覧券で常設展示室に入場可

※障害者手帳保持者及び介護者1名までは5割減額

※コレクション展チケットをお持ちの方は、差額料金