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九州最古の喫茶店『ツル茶ん』が100周年!オススメのトルコライスもご紹介

2024年09月12日

 

トルコライスやミルクセーキで有名な 『ツル茶ん』は創業1925年(大正14年)で、九州最古の喫茶店とも言われています。

今年5月2日で100年目、来年には100周年を迎えます!

 

 

100周年を記念したラッピングバスも走行中です。

 

深みのある緑に、歴代店主やこれまでの『ツル茶ん』の写真、人気メニューがデザインされていて、100周年の歩みを感じさせるラッピングバスになっています。

 

 

お店は思案橋バス停から徒歩数分、浜町アーケードそばにあります。

 

今の建物は30年前に建て直されたものですが、茶色のレンガにアーチ型の窓がレトロな雰囲気を醸し出しています。

 

 

現在の店主・三代目の川村隆男(かわむら たかお)さんです。

 

創業者は祖父の川村岳男(かわむら たけお)さん、二代目は父の川村忠男(かわむら ただお)さん。

三代にわたり、家族と共に営んできました。

 

 

◇ユニークな店名の由来◇

 

長崎港は上から見るとツルが羽を広げた形をしていることから、長崎では“ツルの港”として親しまれています。

“ツルの港である長崎の街に初めて生まれた喫茶店”ということで『ツル茶ん(つるちゃん)』と名付けられたのです。

カタカナ・漢字・平仮名の3種類を使い、流れるような書体は英語のようにも見えます。

 

 

また、創業当時に誕生した『ツル茶ん』のロゴマークは

「茶」の字の上に、ツルが羽を広げたデザインです。

まるで、ツルの冠をかぶった「茶坊主」で「ピエロ」のようでもあります。

 

 

店内には当時を偲ばれる写真や道具などが飾られ、訪れた著名人のサインがたくさん並んでいます。

 

 

現在、『ツル茶ん』には11種類のトルコライスがあります。

一番人気は「昔懐かしトルコライス」です!

 

バターライス、ナポリタン、ポークカツを盛り付け、ポークカツの上にはカレーソース!

メニュー名の通り、懐かしさを感じる味わいで、ボリューム満点ですがスルリとお腹におさまります。

 

「元祖 長崎風ミルクセーキ」も、もちろん大人気です!

ミルクセーキは、一般的には飲み物ですが、長崎人にとっては食べ物です。実は、「食べるミルクセーキ」は、『ツル茶ん』発祥なんです!

 

 

他、オススメのトルコライスをご紹介します。

 

「ジパングトルコ」

テリヤキソースにえのき・しめじをあしらった、「テリカツ」をメインとしたがっつり食べ応えのある和洋食のトルコライスです。

名前も中身もジャパニーズテイストにこだわっていますので、外国のお客様にオススメです!

 

 

「テキトルコ」

ビーフステーキ ストロガノフ風のトルコライスです。

「テキ」とは「ステーキ」の意味です。

柔らかい牛肉がたっぷり入っているのが特徴です!

パスタはナポリタンではなく、バター炒めのパスタです。ソースに合わせたパスタを盛り付けているようですね。

 

 

100周年を迎える『ツル茶ん』

これからも古き良き長崎の喫茶店でありつづけて欲しいですね!

 

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ツル茶ん

TEL:095-824-2679

営業時間:10時00分~21時00分オーダーストップ

定休日:毎週水曜日、不定休

★地下に姉妹店『ヴィンランド』もあります!トルコライス、イタリアンフード等。