特集タイトル

TOP > 特集 > 新緑の長崎

新緑の長崎

2020年05月15日

 初夏となりました。カラッと晴れる日がありますが、今年は少し気温が高めですね。

 長崎の山々を仰ぎ見ると鮮やかな緑が眩しいくらいです。新緑の長崎、観光スポットを中心にご紹介します。

 まずは「諏訪神社」です。ことしは「長崎くんち」の奉納踊りの中止が決まっています。来年秋には長坂からの「モッテコーイ」の掛け声が響き渡ることを祈りたいですね。

 

最寄のバス停:諏訪神社前

 「平和公園」です。例年ですと、この時期、全国各地から多くの修学旅行生が訪れて、原爆や被爆体験について平和学習をしていますが、今年は人影もまばらです。祈念像周辺を改めて眺めてみると緑が多いことに気付きました。

 今年は被爆から75年目にあたります。去年、修復されたばかりの平和祈念像。ひとり静かに平和を祈っているように思えます。

 

最寄のバス停:平和公園

 緑が多いのは、平和公園そばの「爆心地公園」も同じです。桜などの新樹が原爆落下中心地碑を静かに取り囲んでいます。

 

最寄のバス停:平和公園

 「浦上天主堂」の周囲は手入れの行き届いた緑です。現在は立入りが規制されています。

 

 最寄のバス停:浦上天主堂前

 「山王神社」の被爆クスノキです。原爆によって幹に亀裂が入り、熱風で焼かれ、一時は枯枝寸前だったそうです。75年が経ち、この間に治療を受け、樹勢を回復させました。生命力の強さを感じさせるクスノキです。

 

 最寄のバス停:坂本町

 長崎を代表する観光スポットの「眼鏡橋」です。眼鏡橋を中心にした中島川沿いにはシダレヤナギが多く植えられています。見頃は、葉がどんどん広がる新緑の時期で、ちょうど今頃。風に吹かれて揺れる様子は涼しげです。

 

 最寄のバス停:親和銀行前

 唐寺で知られる「崇福寺」は、国宝の建物をはじめ文化財の宝庫です。竜宮門を思わせる三門は新緑によく映えます。

 

 最寄のバス停:崇福寺入口

 新型コロナウイルスの影響で遠距離の移動を自粛せざるを得ない毎日ですが、近くの新緑スポットで三密を避けて、ちょっとだけマスクを外し深呼吸してみるのも良いかもしれません。

 鳥のように自由に飛べると良いのですが・・・・。