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<JOJO>の世界を体感する「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」

2020年02月07日

長崎県美術館では、「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が開催中です。

原画展では、漫画家の荒木飛呂彦さんが現在連載中の作品『ジョジョの奇妙な冒険』の原画などが展示されています。

 

長崎県美術館は、昭和初期に活躍した長崎出身の挿絵画家、椛島勝一の作品が収蔵されていますが、なんと『ジョジョの奇妙な冒険』の初代担当編集者・椛島良介氏の祖父にあたり、そのご縁によって開催が決まったのだとか!

 

しかもこの原画展は東京・大阪に続いて、九州初上陸という貴重さ!

これは見逃せない!ということで、カタルネット取材班も行ってまいりました!

 

『ジョジョの奇妙な冒険』とは、「週刊少年ジャンプ」(集英社)より1987年から連載がスタートした作品で、現在は「ウルトラジャンプ」(同)誌上で第8部『ジョジョリオン』が連載されています。

『ジョジョの奇妙な冒険』は、多くのファンから支持されていますが、そんな“ジョジョ”の魅力とは?まずは作品についてご紹介したいと思います!

 

 

『ジョジョの奇妙な冒険』は、第1部から第8部まで、部ごとに主人公が変わっていく独特の手法と世界観で物語が描かれ、第1部「ファントムブラッド」にて登場した主人公ジョナサン・ジョースターと、宿敵ディオ・ブランドーの因縁から物語は始まります。

第3部からはスタンド(幽波紋)の登場によって、これまで以上に迫力のあるストーリーが展開されるようになりました。

 

荒木飛呂彦さんは「人間讃歌」をテーマに、作品を描き続けています。

例えば精神力をスタンドとして具現化することで、人の意思や成長を描いているのです。

 

 

もう一つの魅力といえば、独創的なデザイン性

作品内では決まった色遣いはなく様々な色で描かれ、場面によってキャラクターなどの印象が大きく変化するのが特徴。

また、独特なポージングはイタリア芸術に影響を受けたそうです。人が実際にはできないような捻りなどを加えたポージングにすることで、インパクトのある表現が生まれているんですね!

 

 

『ジョジョの奇妙な冒険』の魅力、少しは伝わりましたでしょうか?

 

今回の展示コーナーは8つに分かれており、作品紹介の展示パネルをはじめ、迫力のあるバトルシーンや個性豊かな様々な歴代キャラなどの原画、スタンド誕生の瞬間をテーマとした映像展示など、様々な角度から“ジョジョ”の世界を感じることができます。

 

 

展示物は原画や映像作品など合わせてなんと約200点という大・大・大ボリューム!長崎会場から新たに追加された原画も展示されています。

 

更には、2018年に描き下ろされた12枚の大型原画や、長崎・金沢会場のために描き下ろされた完全新作の原画も展示!

長崎・金沢会場の公式ビジュアルは日本画の「燕子花図(尾形光琳筆)」をモチーフにして描かれ、燕子花の群生のようにジョジョのキャラクター達が描かれています。

キャラクターのシルエットやバランス、身長などを考えて描かれた原画は圧倒されること間違いなし!

 

ぜひ会場に行ってご覧ください!

 

今回の原画展について、荒木飛呂彦さんは原画展そのものを楽しむことに加え、手作りの良さや迫力も楽しんでほしいと語っています。失敗している箇所もあえて直さず、ライブ感を大切にしているそうです。

 

 

グッズショップの手前には、大型のフォトスポットが!

このスペースでは自由に写真が撮れますので、お気に入りの絵と一緒にポーズをとって写真も撮れます!

 

 

作品を堪能したら、グッズショップに寄りましょう!

注目は長崎・金沢会場で新たに販売開始された商品と、長崎会場のみで発売される商品!長崎会場公式ビジュアルをデザインしたTシャツやクリアファイルに加え、長崎土産として定番のカステラなどが発売されています。

 

新商品は見逃せない!会場に来てチェックしよう!

 

※原則、1アイテムお1人様5点までとなります。(一部商品を除く)

 

 

いかがでしたでしょうか?

“ジョジョ”の魅力を体感する「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」は、3月29日までの開催となっております。

また、作中に登場するコンビニ「OWSON(オーソン)」が九州初として長崎に期間限定で登場!OWSONでしか買えない限定グッズも多数販売されていますので、チェックしてみてください!

 

 

© 荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 

「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」

◆会期:2020年1月25日(土)~3月29日(日)

◆休館日:2020年2月10日(月)、2月25日(火)、3月9日(月)、3月23日(月)

◆開館時間:10時00分~20時00分

      ※3月29日(日)最終日のみ18時00分閉場

      ※最終入場は閉場30分前

◆会場:長崎県美術館 企画展示室ほか

◆最寄バス停:長崎新地ターミナル

◆観覧料(税込)

 当日券:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円

※中学生以下の方は入場無料です。(学生証もしくは年齢確認ができる証明書などを入場時にご提示いただく場合がございます。)

※障害者手帳保持者及び介護者1名までは当日券を5割減額にてお一人様につき1枚ご購入いただけます。

(長崎県美術館チケットカウンターでの当日券ご購入時のみ適用)