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【バス停ぶらりナビ24】★甘い香りに包まれて~のもざき水仙まつり~★

2020年01月16日

 甘い香りを放つ白いスイセンと青い海のコントラストが何とも美しい長崎市野母崎の「水仙の里」。バス停ぶらりナビは1月26日まで開催されている「のもざき水仙まつり」をご紹介します。

 今回は「中央橋(高野屋前)」からバスで向かいます。「樺島」「岬木場」行きに乗車して約50分。海岸線に沿って走るバスの車窓からは、世界遺産の軍艦島(端島)や高島などの姿を楽しむことが出来ます。

 バス停「運動公園前」でバスを降ります。下車するとすぐに、目の前の丘の斜面いっぱいに白い花が広がって咲いているのがわかります。この時点で、テンションが上がります。

 

 「水仙の里」には3つの小高い丘があり、斜面に約1千万本のスイセンが植えられています。スイセンには多くの種類がありますが、ここに植えられているのはニホンスイセンです。

 ニホンスイセンは古くから身近な植物として親しまれてきました。日本の気候に適していて、良く育つと言われています。日当たりの良い斜面では、競い合うように花を咲かせています。

 ニホンスイセンはまた、甘い香りでも人気です。花の香りに包まれて、それぞれの丘をゆっくり散策が出来るのも「水仙の里」ならではの魅力です。

 野母崎地区は長崎半島の最先端に位置します。丘の上からは、スイセンの先に軍艦島(端島)を眺望できます。

 北側の丘には、木製の階段で丘の下から上まで歩いて登ることが出来ます。取材に伺ったのが、平日の午後でしたので、小さな子供を連れたご家族や年配のご夫婦などが写真を撮りながら、散策を楽しんでいました。

 「のもざき水仙まつり」の期間中、運動公園のグラウンドを駐車場として利用しています。約300台収容可能で、土日は満杯になることもあるそうです。

 環境省の「かおり風景100選」に県内で唯一選ばれている「水仙の里」。スイセンの白い花と青い海の絶景と甘い香りで癒されること間違いなしです。「のもざき水仙まつり」は1月26日まで開かれています。 

(問合せ先)のもざき水仙まつり実行委員会 095-893-1111(平日のみ)