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長崎県長崎市出身。久留米大学経済学部経済学科卒業。2007年新卒で長崎自動車に入社。新地サービスセンターで窓口業務を経験後、柳営業所、神の島営業所、松ヶ枝営業所、桜の里営業所にておよそ10年にわたりバスの運行管理に携わった。2020年7月より株式会社みらい長崎に出向し、みらい長崎ココウォークの運営管理業務に従事している。勤続16年目。
大学進学で地元を離れ、初めて長崎のまちが好きだったことに気付きました。自分の生まれ育ったまちで働きたいという想いが芽生え、就職は長崎に本社がある企業を希望しました。私は海星高等学校に通っており、通学では長崎バスを利用していました。新地ターミナルは毎日通る場所でしたし、長崎バスはとても身近な存在でしたので、就職の際の不安はありませんでした。好きなまちでずっと働きたい、その夢を長崎自動車が叶えてくれました。
私の仕事はココウォークの運営管理をすることです。管理というと堅苦しく聞こえますが、私たちはテナントさんが働きやすいようにサポートするのが仕事だと考えています。コミュニケーションを重ね、できるだけフラットな関係を築くことで要望や意見を言いやすい環境をつくる。そうすることが、より良い施設づくりにつながっていくと考えています。
10年ほどバスの運行管理に携わっていたので、出向の話を聞いた時は戸惑いましたが、同時に自分の成長につながるキャリア転換になるであろうし、新しいことにチャレンジできるという楽しみもありました。実際、これまで全く知らなかった世界に触れ、知識の幅が広がりました。今でもまだ分からないことも多くありますが、だからこそ、ここで成長したいと思えています。
営業所時代は運転士とより良い信頼関係を築くことが円滑なバス運行に繋がっていました。そのため運転士とコミュニケーションを取ることを、とても大切にしてきました。現在はテナント担当者の方をはじめ、日常的に外部の方とお話をする機会が多々あるのですが、そうした時、営業所時代に培ったコミュニケーション能力が役に立っていることを実感しています。
部内朝礼で今日の業務を確認後、オープン前の館内巡回を行います。各店舗の開店準備が整っているか、照明が切れていないかなど、様々な点をチェックします。館内の巡回は1日に何度も行います。
心を込めて、お客様をお出迎えします。
テレビ中継が行われる際は、中継クルーがお客様の動線を妨げていないか、正しい情報を発信できているかなどを確認します。
館内の巡回では客層や人の流れなど、状況を把握することが大切です。お客様が何を求めているか、自分なりの考えを整理します。
新しく出店していただくテナントさんが決まると、工事の打ち合わせが始まります。
イベントが決まると、告知のための広告を作成します。告知広告は内容の決定、デザイン、校正など、業務が多岐に渡る上に、スケジュール管理も大変な仕事です。
週に一度開かれる営業企画会議では売上をはじめ、今後開催するイベントなど、施設としての方向性を話し合います。ここで館内の巡回時の気付きが役に立ちます。
私は出向して初めて多角的にグループ経営をしていることのメリットを感じました。バスの運行管理をしていた頃は、まさか自分のサラリーマン人生の中で商業施設の運営に携わることがあるとは考えてもみませんでした。仕事を覚えるのは大変ですが、イベントの企画など、自分のやりたいことが具現化できるのは、とても楽しいし、やりがいを感じています。いろいろな可能性があるのは、グループ経営だからこその魅力だと思います。今後は、お客様に喜んでいただけるイベントをもっと増やしていきたいと考えています。ココウォークを今まで以上に、地域の皆様に愛される施設にしていきたいですね。