2018年10月7日(日)~10月9日(火)に開催される「長崎くんち」。
後編では、「東古川町」「本古川町」「椛島町」の「庭見世(にわみせ)」の様子と本番の奉納についてご紹介します。
東古川町(ひがしふるかわまち)
「川船(かわふね)」※写真1~2枚目
毎年どこかの町が奉納する川船。それぞれに特徴がありますが、東古川町の特徴は、船頭の網打ちにあわせて唄われる、船唄。そして、踊場を縦横無尽に曳き回す、圧倒的なスピードの船回しがみどころです。また、傘鉾の山車は川辺の風景をモチーフとして意匠を凝らしています。
本古川町(もとふるかわまち)
「御座船(ござぶね)」※写真3枚目
長崎港警備のための家老が乗る船をイメージした豪華な御座船を奉納。重量5tの船を豪快に、そして長采の眼前に寸止めして高速回転する船回しの妙技がみどころです。
椛島町(かばしままち)
「太皷山(たいこやま・コッコデショ)」※写真4~5枚目
担ぎ手である屈強な男たちが、太皷山を右に左に大きく揺らしながら踊場に入場。「コッコデショ」の勇壮な掛け声に合わせて豪快に宙高く舞い上げます。
なお、長崎くんち当日は、各種交通規制が実施されますので、公共交通機関のご利用の際にはご注意ください。