7月21日(土)、ミュージカル「赤い花の記憶 天主堂物語」がいよいよ上演されます。
6月30日は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録がとうとう決定しました。
2007年に登録申請がなされてから10年以上にわたりようやく実現したもので、関係者の皆様の尽力があってこその登録となりました。心よりお祝い申し上げます。
「赤い花の記憶 天主堂物語」も、世界遺産登録を後押しするため、「登録支援」ミュージカルとして過去4年、8回にわたって上演してきましたが、今回は記念すべき「登録記念」公演となります。
この作品は、大浦天主堂建設をめぐり、フランス人のプチジャン神父と大工棟梁の小山秀之進との対立や交流を軸に、キリスト教の弾圧と復活を史実に基づいて描かれています。南蛮渡来のカステラを焼くシーンや、歴史的な信徒発見のシーンなど、24場面が約2時間にわたって上演されます。
また、ストーリーもさることながら、上演中の楽曲はすべて長崎OMURA室内合奏団の生演奏であり、ミュージカルの聴きどころのひとつです。
さらに、主演を除いた出演者は、すべて市民公募によって集められており、プロの演出家・声楽家の熱烈な指導を受け「ミュージカルスター」として観客の皆さまに感動をお届けすべく、日々稽古を重ねています。
世界遺産登録が決まった翌日、7月1日は、本番を約3週間前に控え、実際の衣装を身につけ、本番さながらに公開通し稽古が行われました。
このミュージカルは、長崎における約450年の潜伏キリシタンの歴史について学びを深めることができる絶好の機会でもあります。まだまだチケットも販売しておりますので、世界遺産登録が決まったこの記念すべき年に、ぜひぜひご観覧ください。
市民ミュージカル「赤い花の記憶天主堂物語」
<日時>
2018年7月21日(土)
14時00分(昼の部)/18時30分(夜の部)全2回公演
<場所>
長崎ブリックホール・大ホール
<料金>
一般 2,000円/小中高生 1,000円/親子 2,500円
(当日各500円増)
<チケット発売場所>
浜屋プレイガイド・絃洋会楽器・くさの書店西友道ノ尾店・シーハットおおむら
<お問合せ先>
ミュージカル「赤い花の記憶 天主堂物語」実行委員会
〒850-0842 長崎市新地町3-17 長崎自動車株式会社 総務課内
(電話)095-895-7648 (FAX)095-822-7004