全国各地のタウン誌やフリーペーパー、Web・動画媒体などを審査し、評価の高い媒体を表彰する「日本地域情報コンテンツ大賞2022」の表彰式が11月28日に開催され、季刊誌「樂」57号(特集/五島・福江島 響き合う大地と人)が隈研吾特別賞の最優秀賞を受賞いたしました。
季刊誌「樂」は、「長崎を知る、遊ぶ」をコンセプトに長崎の歴史や文化などの情報を発信する大人向けのエンターテインメント誌です。
「樂」57号では、五島・福江島を中心に下五島に注目。念仏踊りやバラモン凧、黄島の暮らしなど、世界遺産にとどまらない五島列島の魅力を紹介しています。
樂57号|五島・福江島 響き合う大地と人
1,320円(税込)
長崎県内各書店、らく公式オンラインショップよりご購入いただけます。
【受賞コメント】
隈研吾特別賞 最優秀賞に選出いただき、ありがとうございます。
樂57号「五島・福江島 響き合う大地と人」は、約1年間かけて福江島を取材・撮影したものです。長崎県は離島が多く、離島にはそれぞれ独特の歴史と文化があります。五島列島は世界遺産の島として知られていますが、取材を通じて感じたのはこの島の豊かな自然と多様性、そしてここで暮らす人々のおおらかさでした。表紙を飾った念仏踊りはこの島に伝わるお盆の独特な風習です。昔からの伝統を大切に受け継ぐ人々、この島の暮らしに憧れて移住してきた人々たちが織り成す島の生活には新しい風を感じました。
この受賞で隈研吾氏の講評にありました、発信の仕方をさらに磨いて世界と小さな場所を繋ぐという試みをがんばっていただきたいという言葉を胸に、これからも長崎の文化や歴史、人を後世に伝える、そして残していくという使命を持って「樂」を発行していきます。
季刊誌「樂」発行人 糸屋悦子