7/30日・31日の2日間にわたり公演された、市民ミュージカル「赤い花の記憶 天主堂物語」は、皆様のお陰で無事終了致しました。
連日うだるような暑さの中、併せて2,200名を超えるお客様にご来場頂きました事、厚く御礼申し上げます。
今作品は、大浦天主堂建設を巡って、フランス人神父のプチジャンと天草出身の大工棟梁・小山秀之進との対立や交流を軸に、信徒発見や浦上四番崩れなど、日本におけるキリスト教復活と浸透に至るまでの450年に及ぶ道のりを、様々なエピソードを交えながら描いた壮大な物語です。
出演者は、応募された長崎県民・市民の皆さん。
本番に向けて、演出・振付・歌唱の先生方の指導の下、懸命に稽古を重ねてきました。稽古期間は、3月初旬から毎週末、延べ45日にもわたりました。
この間、ミュージカルに情熱を注いできた出演者、そして熱心に指導をしてくださった先生方、また、臨場感溢れる生演奏を披露してくださった、県内唯一のプロオーケストラ「OMURA室内合奏団」の方々など、ご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。
ご覧になられたお客様の中には、涙を流すほど感動された方もいたそうで、出演者の想いが伝わったのだと感じております。
このミュージカルを通して、長崎の教会群とキリスト教関連遺産に関心を持って頂き、世界遺産登録の支援となることを願っております。
最後に、改めてご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。