7月27日・28日の両日、長崎港で開催された「長崎ペーロン選手権大会」。職域対抗に出場した長崎バスチームは順当に予選を勝ちあがったものの、決勝で敗れ、全体の5位に終わりました。
長崎バスチームは早くも来年に向け、「漕ぎ方をもう一度見直して、効率の良い漕ぎ方を研究して、頂点を目指したい」と意欲を見せています。
長崎ペーロン選手権大会は、太鼓やドラの音に合わせ、26人の漕ぎ手が呼吸を合わせて櫂をさばき、速さを競うものです。去年の大会、職場対抗に6年ぶりに出場した長崎バスチームは決勝選で風が強く中間ブイをオーバーして失格。このため、今年の大会にリベンジを誓って、ペーロン舟も新造し、GW明けから猛練習を続けてきました。
今年の職域対抗には10チームが出場。午前に行われた予選1組で長崎バスは5分16秒97のタイムでこの組の2位で、決勝に進みました。
続いて、敗者復活の2チームを加えた6チームによる午後の決勝戦。決勝に進んだのは、「長崎市消防局」「西部ガスグループ」「長崎バスグループ」「インパルス」「ソニーセミコンダクタ」「九州電力」。
午後1時45分に6チームが一斉にスタートを切りました。3コースの長崎バスは気持ちの入った櫂さばきですぐにスピードに乗り、トップで中間ブイを回りました。しかし、その後、体力不足からか、追い上げてきた後続のチームにかわされ、最終的には5位でゴールしました。タイム的には予選より2秒以上縮めましたが、ゴール前でデッドヒートを演じた九州電力(優勝)とソニーセミコンダクタ(準優勝)に結果、水を開けられた形になりました。
大会が終わって、チームのキャプテン、関武蔵さんは「来年は漕ぎ方をもう一度見直して、自分たちにあった一番効率の良い漕ぎ方を研究していきたい。漕ぎ手はみんな整備なので、絆も深くなったし、仕事にもきっと役に立つはず。若い人が多いチームなので、伸びしろは大きい。また、来年期待してください。」と話しています。
勤務終了後の辛い練習に耐えてきた30人。ゴールを目指し、ひたすら櫂を漕ぐ勇姿を目の当たりにして、気持ちが熱くなった方も多かったと思います。来年に期待しましょう!!