オリジナル市民ミュージカル「赤い花の記憶 天主堂物語」の公演まで、いよいよ3週間を切りました!!
今回は、プチジャン神父様とマリアさんの2人にコメントをいただきました。
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〇横山浩平さん(プチジャン神父役)
3年前の市民ミュージカル『赤い花の記憶 天主堂物語』初演前日、大浦天主堂に眠るプチジャン神父様に「先人たちの様々な想いをセリフや歌に乗せ、お客様の魂に届けてきます!」と誓いを立て本番に臨みました。初演千秋楽のカーテンコール。
天に向かって「プチジャン神父様、いかがでしたか?お客様に喜んでいただけましたでしょうか?」と尋ねてみましたが、答えはありませんでした。
あれから南島原、天草、長崎と公演のチャンスをいただき、今回さらに長崎での再演。本当にありがたい事です。そして今、あの時のプチジャン神父様の答えが分かる気がします。「お前にはまだまだできる事がある…」と。
再演の度に試行錯誤を繰り返し、足りないながらもプチジャン神父役をやらせていただきました。今回またこのような機会をいただき、まだまだやれることがあるはずと、日々稽古に励んでいます。
厳しい禁教の時代に日本にやってきて、日本二十六聖人に捧げる天主堂を建てたい!迫害や弾圧に耐えながらも密かに信仰を守り続けてきた日本人信徒に出会いたい!という思いだけで突っ走る神父が、建設工事に関わる大工の想いや先人たちのエピソード、若い青年の熱い姿に心を動かされ、本物の神父に成長していく人間ドラマを楽しんでいただけたらと思います。
見どころは… やっぱり歌です!プチジャン神父様の想いを音に乗せて、お客様の心に届けたいと思います!チーム一丸となり、出演者、スタッフ、関係者全員で全ての力を出し切り、お客様に喜んでいただける舞台をつくりたいと思います。どうぞご期待ください!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
〇西岡美和さん(マリア役)
マリアという役をいただいてから、当時の異国間の交流や価値観など、勉強することがたくさんありました。当時は現代よりも、より珍しく近寄りがたい特別な存在であった"異人さん"。そんな中でも日本人が、「外国って素敵」「お話ししてみたい」と思うようなマリアさんになりたいと思います。
姿勢!動作!存在感!日本人との交流!マリア4大意識を大切に、素敵な異人さんを演じられるよう公演までの日々研究、練習に励みます。当時の日本人にとって異人さんとはどのような存在だったのでしょう?異人さんにとって日本とはどのような国だったのでしょう?それぞれの想いを確かめにぜひブリックホールへお越し下さい。
『赤い花の記憶 天主堂物語』
■日時:2016年7月30日(土)・31日(日)
15時開演(14時30分開場)
■場所:長崎ブリックホール 大ホール
■チケット:大人/2,000円 小中高生/1,000円 親子/2,500円
★浜屋プレイガイドにてチケット発売中!