長崎への外国人観光客の増加に伴い、ホテル従業員には英会話力が求められています。
長崎新地ターミナルに近接する『長崎バスターミナルホテル』は、フロント前に長崎空港へのバスチケットの販売機を設置しており、ホテル前には空港行きのバスが停車します。
このため、フロントでは外国人宿泊客の接客だけではなく、空港バスを利用するお客様の対応や、オランダ坂やグラバー園など近隣の観光地への案内なども必要になります。
そこで、長崎バスターミナルホテルでは従業員の英会話力のレベルアップを図り、昨年度より英会話研修を実施しています。昨年度は外部から講師を呼び、従業員全員が研修を受けましたが、今年度はフロント係のみを対象に、さらに英会話力に磨きをかけるべく2人1組での研修をスタートさせています。
今年度の講師は、ホテル日航ハウステンボス顧問の桝冨(ますとみ)あそさん。
研修内容は、フロント係が使用する頻度の高い単語の発音やスペルの練習。特に「数字」は、予約の日付・時間・電話番号・支払い金額など間違いが許されないため、重点を置いています。また、挨拶の練習や、ホテルで想定される様々なシチュエーションでのやり取りを学習します。
桝冨さんによる英会話研修は、ホテル日航ハウステンボス、青雲荘でも行われており、長崎バスグループのホテル部門全体が、外国人観光客への接客レベルの底上げを図っています。