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【出島】夏季企画展「Imported Cloths –舶来染織にあこがれて-」

2024年08月07日

8月3日(土)から出島にて、江戸時代に海を渡って出島にやってきた異国の布にフォーカスした展示、「Imported Cloths –舶来染織にあこがれて-」が開催されています。

 

色鮮やかな更紗、さらりと柔らかい肌触りの唐桟、丈夫で実用性に優れた羅紗など、オランダ船が出島にもたらした上質で美しい染織品は、当時の日本の人々を魅了しました。

出島を拠点に国内に流通した舶来の染織品は、衣服や小物に仕立てられただけでなく、端切れまでもが収集の対象になることも……。

様々な形で愛好され、さらには日本各地で国産の更紗や唐桟なども作られるようになりました。

 

今回の企画展では、人々のあこがれの的であった舶来染織品について、裂や着物、小物などの展示資料とともに紹介し、江戸時代に出島が果たした役割をひも解きます。

 

オランダ船は毎年旧暦の6月~7月頃出島にやってきました。

現在に当てはめると6月末から9月頭頃、ちょうど今くらいの時期です。

当時の貿易風景に思いを馳せながら、夏の出島でのひと時をすごしてみませんか?

 

◆期間

令和6年8月3日(土)~9月23日(月・祝)

◆場所

出島内 筆者蘭人部屋・十六番蔵 企画展示室2階

◆料金

企画展の観覧は無料です。

(別途出島入場料が必要となります。)

 

☆学芸員による展示解説☆

日程:8月30日(金)・9月6日(金)

時間:15:00~15:30

※事前申し込みは不要です。

出島総合案内所前にお集まりください。

 

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