「長崎バス」の「へぇ~!」や「そうだったのか!?」の情報をシリーズでご紹介している「なるほど長崎バス」。今回は坂の街・長崎には欠かせない「ミニバス」についてです。
「ミニバス」は斜面地や狭い道が多い長崎の利用者の要望に応えようと、長崎バスが平成13年4月に、長崎市の「錦3丁目~住吉線」(錦3丁目~大橋経由~住吉:チトセピア前)に初めて導入しました。
ミニバスは全長約7メートル、幅約2メートル、路線を走る大型バスより約3メートル短くて小回りが利くのが特長です。
この初運行を皮切りに、ミニバス路線が次々と増え、『ニッキー』『ゆりちゃん』『うみかぜ』『元気くん』『みかんちゃん』などの愛称で呼ばれるミニバスが誕生していきました。ところで、愛称の決め方は路線の特長や自治体からの要望など様々で、現在は8路線で活躍中です。
このうち、『ゆりちゃん(愛称)』バスは「百合野病院〜江平中学校」の路線を走り、以前、ご紹介した、薄〜いバス停の停留所を通ります。運行を開始したのは、平成15年11月1日。ちょうど、きょうでまる15年になります!!
当初は、水色に長崎バスカラーの白・青・赤の模様が入ったデザインでした。(画像1枚目)。ですが、現在は、白背景に「ココウォーク」のロゴマークが配置されたデザインに変更されています。(画像2枚目)
『ゆりちゃん』バスでは「百合野団地内」のみ降車フリーとなっています。例えば、運行路線内であれば、停留所のあるなしに関わらず、降りたい場所を運転手さんに「あそこの電柱の前で降ろしてください」などと伝え、安全を確保出来る範囲で自由に降りることができます。
もちろん降車ボタンで停留所に降りることもできます。
「ゆりちゃん」がんばってます!!
ミニバスもすっかり定着し、利用者からは、「今までタクシーを利用するか歩くしかなかったところをバスが通ってくれて助かっている。」などのお声をいただいているそうで、長崎バスとしても、「可能な限り、お客様の要望に応え、新規路線の展開や、よりお客様にとって利用しやすいミニバスのあり方について検討していきたい。」と話しています。
これからも大型バスでの運行が難しい狭い道や山間部を走り、地域住民の皆様のために頑張っていきますので、ますますのご愛顧のほどよろしくお願い致します♪