坂が多い町 長崎
今回は、坂道を走る長崎バスの運転者にインタビューを行いました。
インタビューしたのは、長崎バス神の島営業所の主事運転者 西村辰彦さん(68歳)。
長崎バスに30歳で入社した西村さんは、神の島営業所に在籍する106名の運転者の中でも最年長で、この道35年以上の大ベテランです。
安全教育センターのインストラクターを頼まれたこともありますが、「運転する方が好き」と断ったそう。
◆坂道運転のポイントは
坂道発進時のショックには十分気を付け、揺れを抑える運転操作を行っています。
また、カーブでは車体が斜めになるため、路肩でバス後方の底面を痛めてしまいます。大回りに運転することで、底面が地面に当たるのを回避しています。
◆普段の運転で心がけていることは
お客様の安全と乗り心地を大切にしています。
お客様の心を和ませるアナウンスをしたいと思っています。
西村さんが運転する神の島営業所の2804号車に実際に乗車したところ、揺れが少なく静かで、乗り心地が大変良かったです。
坂道は、長崎の「名物」でもあります。
長崎バスに乗って、長崎の坂道を堪能してみてはいかがでしょうか。
西村さんへのインタビューは、現在発売中の季刊誌 樂 55号「坂のまち長崎」にも掲載されています。そちらも是非ご覧ください。
樂55号|坂のまち長崎
1,100円(税込)
長崎県内各書店、らく公式オンラインショップよりご購入いただけます。